なぜシェアハウスに？前日譚その②

ADDressを使ってた時のハナシ

前回の投稿では

・泊まりたいところに予約がとれな～い問題
・そもそも、2段ベッドとかでの生活に向いている人間性ではなかった問題
・遠隔地に泊まるなら、快活clubか、宝島に泊まるから予想外に出費が増えた問題

などなどがあった。というのをちらっと言いましたが、
僕がADDressを使わせていただいていた際の、前提条件が特殊でした。
それぞれの僕が困ったポイント詳細を挙げますと・・・

泊まりたいところに泊まれない！！問題

この問題には、ADDressさんのルールと、根本的にはもともとの目的や理念的な部分で、ニーズがミスマッチしていたことが原因でした。

ADDresさんは
・地方の空家問題
　　　　×
・リモートワーク、地方移住ブーム

かなり論点をデフォルメしていますが、この2点を掛け合わせて、
WinWinに成立させられるように、システムが作られています。

なので、僕から見た極論を述べますと、ADDressさん的には、どんどん地方の提携拠点（宿泊場所）を使ってほしいというところではないかと思います。

ところが、僕の場合、ポスティングをやりつつ、毎朝、神田にあるビルの清掃の仕事を6:00～8:30くらいまでやっていました。これがそもそもの、ニーズのミスマッチを生んでいたわけです。

具体的な問題点とは？？？

①毎朝の神田縛り
なんだか、神田明神の地縛霊みたいな見出しになりましたが、僕の場合、若干特殊で、
早朝の「神田でのビル清掃バイト」という都心まで必ず出勤しなければならないというタスクがありました。
神田から近いところに泊まりたかったのですが、ADDressの拠点が都心部はそれほど多くなく、予約が取れないことが多かった。
結果、移動に時間がかかったり、通勤定期券が使えないため（バイト先の会社にもどう伝えていいかわからず、一旦以前の住所からの定期代のみをもらっていた）Suicaに10000円チャージしてたのに、気が付くと残額不足なんてことが頻発。

②キャリーケースでの移動はかなり無理ゲー
67Lのキャリーケースに身辺一式（笑）を詰め込んでいたので、拠点が日ごと変わるような生活は、移動が大変過ぎてかなり無理があった。
一泊するために、移動して、朝キャリーケースをもって歩いて、（一旦は神田の清掃人管理室に置かせてもらっていましたが）それを引き取って、またその日の拠点まで移動はかなり精神的にも負荷が大きかったです。そして、ADDressの拠点によっては、自分のスペースは2段ベッドの上で、貴重品を入れるロッカーが一応あります。くらいのところも普通にあるので、重いキャリーは床に置いておくにしても、手狭感（←自分の事情ですが）とか、ちょっと肩身が狭いな・・・。感がありました。

③ドミトリーは音が出しづらい件
ドミトリーやユースホステルなど、バックパッカー経験者の方や、そういう見ず知らずの方との交流がお好きな方は全く問題が無いものと思われるのですが、僕の場合、基本人見知りの若干コミュ障（言いたいことを内に押し込めてしまう）なので、見知った相手にしか気を許すことができません。
もっと言うと見知った相手であっても、一人になりたいという気持ちがよく出てきてしまいます。
ドミトリー生活は慣れれば何とかなるというのは、自分でも自覚はあったのですが、でも好きじゃない者は好きじゃないもの・・・。というのが強かった。

いつも仕事が終わってその日の宿所に行けるのが22:00くらいになることもザラで、
寝るところは静まり返っていて、物音も立てづらい。YouTube観るのもイヤホンが無いとダメ。
2段ベッドのギシギシ鳴る音もあまり立てないように・・・。とそれが自分で気になってしまうタチで心が落ち着かない面がありました。

その上、僕はいびきをかいてしまうので、周りの方々にご迷惑をおかけしてしまっているんじゃないかと（まあ、確実に迷惑かかってるはず。いびきかいてしまうときは、意識が切れたあとなので記憶はないですが😑）

④予約取るのに一苦労・・・というか取れないことが多い
まあ、これが一番の問題点だったかと思うのですが、
ADDressさんのサービスは、基本的に空き家や、稼働率の下がったホステルなどに、どんどん来て、楽しんで街にお金落として、お互いに盛り上げていきましょー！！（かなりはしょりました😅）というサービス。
基本的に都心（特に欲しかったのは神田の近く）や駅チカには拠点がかなり少ない。というか、その2点を満たしているのなら、ADDressさんと提携して物件を貸し出す意味がない。
そのため、アクセスのよい拠点は稼働率安定のためのリスクヘッジとしての一部貸し出し
なので、都心の拠点を使いたいユーザーの争奪戦です。

ADDressさんの、予約方法は一ヶ月泊まり放題ではあるのですが、予約は一気に予約できるわけではありません。
・一回に予約できるのは、14日間だけ
・同じところに一回で予約できるのは最大で7日間分まで

というレギュレーションがあったので、僕が一番お気に入りだったunito CHIYODAさんに絶対泊まりたい！と思って、1ヶ月先にガツンと7日間予約できたぜ！となっても、その1日目を宿泊した時点で8日目が予約できるというシステムだったため、8日目を予約しようとした時点で、むこう2週間先ぐらいまでは埋まっている。ということがザラでした。

という感じで、アドレスホッパー！俺はシェアエコノミーという時代の先端を走ってるぜぇ～！わいるどだるぉ～！なんてオヤジギャグ飛ばす暇もなく、怒涛のADDress生活を送ることになったのでした・・・。

そして、どうなった？については③に続きます。
ここまでご覧くださりありがとうございました！